ソプラノとピアノによるミニオペラともいうべき譚詩曲「ポストマニ」（北原白秋作詞・山田耕筰作曲）は山田耕筰の作品群の頂点、代表作といわれながら、大作の為になかなか演奏される機会がなかった。この貴重な作品に人形劇師沢則行が彩を添える。日本歌曲の深さ、素晴らしさを人形劇と影絵の世界と併せ体感いただきたい。
第１部日本歌曲（３名の若手声楽家による演奏）
第２部「（芥子粒夫人）ポストマニ」：インドのおとぎ話がもとの譚詩曲。北海道の日本歌曲の第一人者舘圭子（ソプラノ）と近江宏（ピアノ）による演奏と世界的人形劇師沢則行の人形と影絵により上演する