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「アート」×「法律」?
文化芸術に関する書籍を紹介するトークセッション『バトン』。2回目に取り上げるのは『法のデザイン』です。
この本には、アートなどさまざまな創造活動と、法律をめぐる話が書かれています。「法律」というと、行動が制限されたり、面倒な契約手続きが生じたりと、窮屈なものという印象があるかもしれません。ところが、ここで描かれる法律は、自由で面白く、生き生きとしたものです。キーワードは「リーガルデザイン」。専門家だけでなく、私たち一人ひとりが法律を使いこなし、有効なルールを作り出すことで、創造性とイノベーションを加速させるための方法です。この本では、その道標=ロールモデルとなる事例がたくさん紹介されています。
果たして、社会の創造性を高めるためには、どんなルールをデザインすべきなのでしょうか。そして「創造的な社会」とは、一体私たちに何をもたらすべきなのでしょうか。本の著者で、法律家・弁護士として創造活動の最先端にコミットする水野祐さんと考えます。トークの相手は、北海道大学教授の橋本努さん。社会哲学の観点から人間の「善き生」とは何かを徹底的に考え抜く橋本さんは、より良い社会を実現するために「仕掛け」を作ることを提案します。「コモンズ 」「アーキテクチャ」「ナッジ」「ウェルビーイング」といった言葉を手がかりに、私たちが実現すべき社会の姿を考えます。
※参加無料、要申込、先着順、定員50名
※『バトン ー創造性を刺激する、読書のためのトークセッション』のシリーズページはこちら