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広告代理店のアートディレクターと、デザインプロダクションのグラフィックデザイナーが、日頃の仕事に満足できず、自分たちのやりたいコトだけをやろう!と結成したのが、デザインコンビ「ワビサビ」です。
それは放課後のクラブ活動のような、インディーズ・バンドのような、あくまで自分たちのデザイン欲を満たすためだけのものでした。もともとステージのない創作活動でしたが、続けるうちに少しずつ人の目に触れる機会ができ、その時の快感(?)からか、自分たちで積極的に発表の場をつくるようになりました。あれから20年、その活動は止まることなく続けられ、この後も止める目処はありません。
本展覧会では、結成20年の節目として、ワビサビ結成の初期衝動から現在まで、そしてこれからの創作の模索までを一堂に展示します。クライアントのために、消費者のために、自分たちのためにデザインしてきた、様々なワビサビワークを是非ご覧ください。
ワビサビ/工藤“ワビ”良平、中西“サビ”一志
http://www.deza-in.jp/wabisabi.html