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SCARTSラーニングプログラム
「公的支援を利用するために~文化芸術プロジェクトの“公益性”を考える~」
- 日時
- 2025年10月18日(土)
[第一部] アート 10:00~12:00
[第二部] パフォーミングアーツ 13:30~15:30
[第三部] 音楽 15:30~17:30 - 会場
- 札幌文化芸術交流センター SCARTS SCARTSスタジオ
- 講師
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杉浦 幹男(クリエイティブ・ポート高松プログラムディレクター)
東京都生まれ。東京藝術大学美術学部卒業。大阪市立大学大学院創造都市研究科修了。三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社 主任研究員、NPO法人映像産業振興機構(VIPO)京都事務所長などを経て、2012年、沖縄アーツカウンシルを設立、プログラムディレクターに就任。3年8か月の間に,延べ116の文化芸術団体・事業の事務局機能の整備,若手人材の育成を支援。退任後、新潟市(2016年)及び宮崎県(2018年)で地域アーツカウンシルの設立に携わり、プログラムディレクターに就任。全国のネットワーク組織「アーツカウンシルネットワーク」設立においても中心的な役割を果たす。2025年4月より現職。
実践女子大学非常勤講師(アートマネジメント論)、おかやま文化芸術アソシエイツアドバイザー、(公財)鳥取県文化振興財団アドバイザリースタッフ、埼玉県文化芸術振興評議会委員他。
- プログラム
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[第一部] アート 10:00~12:00 定員20名
全国的に広がっている障がい者の表現を支援する社会包摂(ソーシャル・インクルージョン)の取り組みの他、観光やまちづくりと連携あるいはアートの産業化の取り組みなどについて共有し、企画立案に取り組みます。
[第二部] パフォーミングアーツ 13:30~15:30 定員20名
パフォーミングアーツ(演劇、舞踊等)の持つ、身体性やコミュニケーション機能を活かした子どもたちの教育の取り組みの他、高齢者の生きがいづくりや孤独・孤立など、多岐に渡る取り組みなどについて共有し、企画立案に取り組みます。
[第三部] 音楽 15:30~17:30 定員20名
今や全国各地で取り組まれている音楽を活用した街なかの活性化。加えて、障がい者、高齢者、引きこもりの青少年などを対象とした音楽療法の取り組みやコミュニティづくりといった音楽の新しい可能性について共有し、企画立案に取り組みます。
*第一部~第三部共通:レクチャー45分、ワークショップ45分、個別相談会(事前申込者のみ)30分(1団体15分)
レクチャー
ワークショップ
個別相談会
第一部 アート
10:00-10:45
10:45-11:30
11:30-12:00
第二部 パフォーミングアーツ
13:30-14:15
14:15-15:00
15:00-15:30
第三部 音楽
15:30-16:15
16:15-17:00
17:00-17:30
- 定員(第一部~第三部共通)
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レクチャー・ワークショップ20名、個別相談会 6組(各団体15分)
- 申込方法
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事前申込制(先着順)
10/18 ラーニングプログラム申込フォーム - 主催
- 札幌文化芸術交流センター SCARTS(札幌市芸術文化財団)
- 料金
- 無料
- お問い合わせ先
- 札幌文化芸術交流センター SCARTS TEL 011-271-1955(9:00-17:00*休館日除く)
- チラシダウンロード
平成29年6月の『文化芸術基本法』の改正・施行(文化芸術振興法より改正)以降、国や地方自治体からの補助金・助成金が文化芸術プロジェクトに期待する役割も大きく変化してきています。文化芸術の固有の意義と価値を尊重しつつ、それらを活かしながら、観光、まちづくり、国際交流、福祉、教育、産業その他の各関連分野における施策との有機的な連携が図ることが期待されています。特に、地方都市においては、地域個別の社会課題の解決への貢献が評価の対象となっています。
このSCARTSラーニングプログラムでは、全国で取り組まれている先進的な取り組みをみなさんと共有し、札幌市で期待される文化芸術プロジェクトの可能性について議論するとともに、具体的な企画立案のプロセスを学ぶワークショップを行います。ワークショップは、「アート(デザイン工芸、写真を含む)」「パフォーミングアーツ(演劇、舞踊等)」及び「音楽」の分野別に行いますので、ご自身の活動に合う分野にご参加ください。
また、ワークショップ終了後には個別相談会を開催します。事前予約制ですので、ご希望の方はお早めにお申し込みください。