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シネマシリーズ-5 映画へと導く映画

クリエイティブスタジオ

濱口竜介監督

シネマシリーズ「映画へと導く映画」、今回のゲストは今年、全国公開の新作『ドライブ・マイ・カー』がカンヌ国際映画祭で日本映画として初めての脚本賞を受賞した濱口竜介監督です。脚本を手掛けた黒沢清監督作『スパイの妻〈劇場版〉』がヴェネツィア国際映画祭銀獅子賞に輝き、さらに『偶然と想像』(今年冬に全国公開)がベルリン国際映画祭で銀熊賞受賞の快挙を成し遂げるなど、国際的な舞台で熱い注目を集めてきました。本事業では濱口監督が選ぶ傑作『赤い河』『エストラパード街』の上映と、特別講演として上映作品の解説や、ご自身が考える映画の面白さについてお話しいただきます。シネマシリーズをきっかけに、次の映画へと出会う旅へ、どうぞお出かけください。

★監督からのメッセージ
偏愛する映画を選んで上映できる、というのは映画好きにとっては目くるめくような機会で、非常に悩ましかったのですが、結果的に私が心の底から面白いと思っている2本を選びました。どちらも1940〜50年代の白黒映画で、渋いチョイスと思われるかもしれませんが、この2本を続けて見ることを私自身が誰より楽しみにしているかもしれません。上映後には偏愛ポイントもお伝えできたらと思っています。楽しみです！

ご来場いただく際は、施設からのお願い事項へのご協力をお願いいたします。
ご来場の皆様へご協力のお願いと注意事項

前売 2,500円当日3,000円
*税込・全席指定
*前売券完売の際は当日券の販売はございません
*入場料金は「上映1」「上映2」「講演」すべてを含んだ料金となっております
*「上映1」及び「上映2」の後は、機材確認のため、一度ご退場をお願いいたします

プラザメンバーズ先行発売
2021年10月1日(金)10:00より
〈Web会員限定〉
▶札幌市民交流プラザメンバーズサイト

〈DM会員限定〉*会員カードをご用意ください
▶市民交流プラザチケットセンター窓口(市民交流プラザ2F/10:00-19:00 休館日を除く)
▶道新プレイガイドTEL 0570-00-3871(道新本社1F/10:00-17:00 日曜定休)

一般発売
2021年10月8日(金) 10:00より
▶札幌市民交流プラザメンバーズサイト
▶市民交流プラザチケットセンター窓口
▶道新プレイガイドTEL 0570-00-3871
▶ローソンチケット【Lコード 11931】
▶チケットぴあ【Pコード 551-639】

*プラザメンバーズ先行発売で売り切れた場合は、一般発売はございません
*ご購入方法により手数料がかかる場合がございます。詳しくはお買い求め店舗へお問い合せください。
*車椅子席をご希望の方は道新プレイガイドへお問い合せくださいTEL 0570-00-3871
*未就学児入場不可

日時: 2021年11月23日（火・祝）
上映1 「赤い河」
　開場 11:40
　開演 12:00
　上映終了 14:15

上映2 「エストラパード街」
　開場 14:35
　開演 14:50
　上映終了 16:30

濱口竜介監督による特別講演
　開場 17:00
　開始 17:15
　講演終了 18:30
会場: クリエイティブスタジオ　
上映作品: 上映-1 『赤い河』
監督：ハワード・ホークス
1948年／アメリカ／133分／日本語字幕
出演：ジョン・ウェイン、モンゴメリー・クリフトほか
提供：シネマヴェーラ渋谷

19世紀半ば。テキサスに大農場を作ろうとしていた開拓者のダンソンは、レッド・リバーに向かう途中で出会った少年を養子にする。それから14年、有数の牧場主となったダンソンは成長したマシューらとともに、一万頭もの牛の群れをミズーリへ運ぶ旅に出るが……。
名匠H・ホークス監督がJ・ウェインと初めてコンビを組み、キャトル・ドライブを敢行した男たちが遭遇するさまざまな試練を見せ場満載で描いた、伝説の西部劇。

上映-2 『エストラパード街』
監督：ジャック・ベッケル
1953年／フランス／97分／日本語字幕
出演：アンヌ・ヴェルノン、ルイ・ジュルダンほか
提供：グッチーズ・フリースクール

『怪盗ルパン』や『穴』などで知られ、トリュフォーやゴダールらにも尊敬されたフランス映画の巨匠ジャック・ベッケルによる恋愛喜劇。夫の不倫疑惑に怒ったフランソワーズは、エストラパード街で一人暮らしを始める……。若い夫婦の心情をみずみずしく描き、ヌーヴェル・ヴァーグの輝きも予見させる傑作。アンヌ・ヴェルノン演じるフランソワーズのチャーミングな表情や、おしゃれなファッションにも注目！

特別講演
映画監督濱口竜介[はまぐちりゅうすけ]
1978年生まれ。2008年、東京藝術大学大学院修了制作の『PASSION』が国内外の映画祭に選出され、監督としてのキャリアを本格スタートさせる。2015年に317分の長編映画『ハッピーアワー』が数多くの映画祭で主要賞を受賞。2018年、商業映画デビュー作『寝ても覚めても』でカンヌ国際映画祭コンペティションに選出され、世界30ヶ国で劇場公開された。2019年からはニューヨーク、パリ、ソウル、トロント等、世界中の都市で特集上映も開催されている。今年2021年、『偶然と想像』がベルリン国際映画祭にて銀熊賞を受賞。さらに同年、商業長編映画2作目となる『ドライブ・マイ・カー』がカンヌ国際映画祭で脚本賞受賞ほか全４冠を獲得し、全国公開となる。
当日券販売: あり　10:00
当日券は11/23(火祝)10:00より、市民交流プラザチケットセンター(札幌市民交流プラザ2階)にて若干枚販売します。
主催: 札幌文化芸術劇場 hitaru(札幌市芸術文化財団)
後援: 札幌市、札幌市教育委員会
助成: ARTS for the future！
企画制作: 小野朋子
出演: 濱口竜介（映画監督）
入場料: 全席指定　前売 2,500円当日3,000円
お問い合わせ先: 札幌市民交流プラザ劇場事業課 TEL 011-271-1950(9:00-17:00休館日を除く)
チラシダウンロード: チラシをダウンロード >>