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想像すること
まだ見ぬ、誰も知らない世界へ
アーティスト・クリエイティブディレクターとして国内外で活躍するウノサワケイスケ氏を講師に迎え、デザインに携わることになったきっかけから、これからのお仕事について伺いました。
デザイナーとして一歩を踏み出し、声をかけていただいた仕事はこだわりを持たずにほとんど引き受け、やりたいと思ったことは全部自分から動いたと語るウノサワ氏。ニューヨーク近代美術館(MoMA)「ホリデーカード」デザインに携わることになったきっかけを「真夜中のプロポーズ」と称し、何事も恐れずどんどんプロポーズすればいいと軽やかにお話しされていました。
グラフィックデザインの仕事にとどまらず「PLAZA」や「未来コンビニ」などのクリエイティブデイレクションをすることになったのは、物事を表面だけで捉えずに本質的に理解することがもたらした結果であり、華やかに見える業界の中で厳しく求められる仕事の質に真摯に向き合い続けたことが、今の仕事につながっていると感じました。
参加した方からは「新しいものを生み出していくには、人と人とのつながりや、色々なことに飛び込んでいく勇気が必要だと思いました。生き方、考え方を聞くことができる良い機会でした。とても面白かったです!」「デザインに限らず、すべての場面や分野に応用できるお話でした。」「夢ややりたいことはサイズを縮めるな、という言葉が響きました。」「世界や未来が広がったように感じました。」など、もっと話を聞きたかったという感想が寄せられました。
- 日時
- 2025年3月16日(日)
開演 15:00(14:30開場) - 会場
- 札幌市図書・情報館1階
- 講師
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ウノサワケイスケ(アーティスト、クリエイティブディレクター)
国内外の企業CI、ブランディング、コンセプトの立案から経営戦略まで数多く手掛ける。アーティストとしての活動に絵本・児童書の著作、1995 年からニューヨーク近代美術館(MoMA) のホリデーカードのデザインをスタートし2025 年に30周年を迎える。最新の出版物として「南の島のティオ~ 全3 巻」( 岩崎書店) 池澤夏樹 著/ ウノサワケイスケ 絵、アメリカにて作品集、塗り絵本を2025年に発売予定。www.unosawa.com<外部リンク>
- 進行
- 坪田 周子(図書・情報館 司書)
- 主催
- 札幌市図書・情報館
- 入場者数
- 44名
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