SAPPORO LOCATION GUIDE

さんぽで巡る、あの名作の舞台

第1回 札幌市時計台

懐かしの映画・ドラマから話題の新作アニメまで、
物語の世界を彩った身近なスポットへ出かけてみませんか?

札幌市時計台
札幌市中央区北1条西2丁目
TEL:011-231-0838
開館時間:8:45-17:10(最終入館17:00)
定休日:1月1日-3日
入館料:200円(高校生以下無料)

1878(明治11)年、札幌農学校(現北海道大学)の演武場として建設された札幌市時計台。毎正時に鳴る澄んだ鐘の音は当時の学生だけでなく、街中に正確な時刻を伝えてきました。農学校移転後も建物は大切に保存され、現在は札幌を代表する観光スポットに。その時計台が今、人気漫画『ゴールデンカムイ』の“聖地”として脚光を浴びているのをご存じですか?
作中の時代設定が明治末期のため、木造家屋が建ち並ぶ街並みも描写され、ひときわ高い時計台がいかにハイカラであったかが伝わってきます。そのほか、「北の国から」(1981~82、'92巣立ち)や「『さよなら』の女たち」(1987)など、古今のドラマや映画の札幌シーンにもよく登場。映るのは大抵外観ですが、実は館内も充実しており、145年の歴史や時計機械の仕組みの展示のほか、ゆかりある文学・音楽コーナーなど見どころいっぱいです。実は hitaruも時計台と関わりが。開演前の1ベルに時計台の鐘の音が使われているのです。ご来場の際は、客席で耳を澄ませてみてくださいね。
※公演により、1ベルの音源が異なる場合がございます