SAPPORO LOCATION GUIDE

さんぽで巡る、あの名作の舞台

第4回 大倉山
ジャンプ競技場

懐かしの映画・ドラマから話題の新作アニメまで、
物語の世界を彩った身近なスポットへ出かけてみませんか?

大倉山ジャンプ競技場
札幌市中央区宮の森1274
TEL:011-641-8585
営業時間:9:00-17:00(夏期は8:30-18:00)
※ジャンプ大会や公式練習日はリフト利用不可
4月に整備点検による運休期間あり。夏季は夜間営業を実施予定
リフト料金:中学生以上1,000円、小学生以下500円(往復)

1972(昭和47)年の札幌冬季オリンピック会場となった大倉山ジャンプ競技場は、国内有数のスキージャンプ施設です。このジャンプ台で2005年に145mを飛び、当時のバッケンレコード(最長不倒距離)を更新した金子祐介選手とパートナーの女性をモデルにしたドラマが「バッケンレコードを超えて」(2013)。また、ここで女子のバッケンレコードを3度塗り替えた山田いずみさんが監修・出演した映画が「ウィンドガールズ」(2023)です。どちらも登場人物の絆や成長を描く物語で、前者は冬、後者は夏の競技場で撮影されました。一方、スキージャンプとは縁遠い主人公が、山頂のスタート地点で縛られた姿で登場し、冒頭から観客を驚かせた映画といえば、「探偵はBARにいる2 ススキノ大交差点」(2013)。劇中のようにジャンプ台を一般利用することはできませんが、リフトに乗って展望台まで足を運べば、選手と同じ目線で札幌の街並みが楽しめます。ランドマークが点在する景色の中には、ここ札幌市民交流プラザも。ぜひ探してみてくださいね。