苦悩の底にあった夏目漱石が小説『坊っちゃん』の執筆を通して自己を回復していく姿と、それを受け止める妻・鏡子。史実とフィクションを織り交ぜ、漱石の日常と小説世界がシンクロする巧みなオリジナルストーリーと演出が高い評価を受けた本作。劇作家としても活動し、多彩な作品で観客を魅了しているG2が演出を手掛けます。
漱石 役
井上芳雄

坊っちゃん 役
三浦宏規

鏡子 役
土居裕子

山嵐 役
小林 唯

登世 役
彩 みちる

赤シャツ 役
松尾貴史

清 役
春風ひとみ
林アキラ 山野靖博
伊藤かの子 今村洋一 大音智海 小熊 綸 小原悠輝 管谷孝介 中野太一
長谷川 暢 般若愛実 藤咲みどり 三浦優水香 山根海音 蘆川晶祥
鈴木弥人/涌澤昊生(Wキャスト) 植木紗菜/内 夢華(Wキャスト) 早川一矢(Swing)
(五十音順)
演出 G2
STORY
1906年、39歳の夏目漱石は教師を辞め、小説家として独立したいと願っていたが、家族を養う安定した生活のためにふんぎりがつかず、鬱々と日々を暮らしている。妻の鏡子や幼い娘にイライラをぶつける毎日。妻の鏡子は漱石の癇癪をものともせず、明るく日々を送っているかのように見えたが、実際は心通じ合えぬ夫に言い知れぬ寂しさを深めていた。
ある日漱石は、訪ねてきた高浜虚子に新しい小説のプランを話す。タイトルは「坊っちゃん」。江戸っ子で曲がったことが大嫌いな坊っちゃんは心に闇を抱えた漱石とは正反対のキャラクターだったが、漱石はいつしか坊っちゃんに自らを、結核で亡くなった親友の正岡子規を山嵐に重ね、自分では叶えられなかった冒険物語に筆と心を躍らせ、執筆に没頭する。
やがて漱石は登場人物たちに周囲の人間を重ね、自らの闇に向き合い、時に飲み込まれそうになりながらも、漱石の筆は、坊っちゃんに教え子の反抗や学校組織による理不尽な人事といった数々の試練を与えるが、坊っちゃんと山嵐はそれらを必死に乗り越えながら漱石を励まし続けるのだった。
なぜ生きるのか。苦しみ続ける漱石は、果たして「坊っちゃん」を書き上げることができるのか―。
ミュージカル
アイ・ラブ・坊っちゃん
2026 6.7[日]-14[日]
札幌文化芸術劇場 hitaru
※6.8[月]休演日
(全9公演/スケジュールはHPをご確認ください)
チケット販売中!
全席指定税込
S席14,500円
A席11,000円
※未就学児入場不可