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イベント情報

ことばのいばしょ

Places of Words

「ことばのいばしょ」は、人と人とのコミュニケーションの最も基本的な手段である「言葉」を作品のモティーフや手法とした同時代の表現を紹介する展覧会です。
 今日、SNS等の普及により、個人の言葉が容易に、瞬間的に、大量に、パブリックな空間に発信されるようになりました。物理的な距離に捉われる必要がなくなり、コミュニケーションの回路は拡がった一方、次々とタイムラインに放たれ、反射的にキャッチされる言葉は、しばしばディスコミュニケーションの引き金ともなっています。
 本展では、「言葉」に対する鋭敏な感覚を持った作家たちに依頼し、他者を理解するための技術である言葉が、その本来の、或いはあたらしい力を発揮する「居場所」としての作品を提示します。言葉ひとつひとつの密度、それを発した人の体温、紡がれた時間を反芻するような鑑賞体験が、私たちをとりまく世界や、それぞれの生を営む人びとへの想像力につながることを願っています。
“Places of Words” is an exhibition that introduces contemporary expression based around “words”- which are the most fundamental means of communication - of the same period. The exhibition displays work as the “place” that demonstrates the original or new powers of words, the use of which is a skill for understanding other people. We hope that this exhibition helps us imagine the world around us and everyone that lives there.

ことばのいばしょ 展示スケジュール

8月22日(土)から9月22日(火・祝)まで折笠良、小森はるか+瀬尾夏美・9月4日(金)から9月22日(火・祝まで言葉と版画、木の森

関連イベント すべて入場無料

8月22日(土)

参加型パフォーマンス
環ROY - Fine Game

折笠良 アーティストトーク
ゲスト:環ROY 聞き手:大島慶太郎

環ROY

環ROY

8月23日(日) 
14:00 ~ 15:30

小森はるか+瀬尾夏美 アーティストトーク&ミニワークショップ

9月配信

三角みづ紀×吉田慎司「言葉と版画、本の森」トーク(YouTube配信)

9月20日(日) 
11:00 ~ 12:00/
14:00 ~ 15:00

SCARTSアートコミュニケーターによる鑑賞サポート ※予約不要

※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、開場時間や入場時の受付方法等が変更となる場合があります。来館前に最新情報をご確認ください。

※ご来場の際にはマスク着用など、感染拡大防止にご協力をお願いいたします。 また、お客様ご自身におかれましても感染予防対策をお願いいたします。

As part of our efforts to prevent the spread of COVID-19 infection, there may be changes to details such as exhibition hours and admission methods.
Please confirm the latest information before visiting. We request that all visitors wear a facemask to prevent the spread of COVID-19.

折笠良

8/22 - 9/22
1F SCARTSコート

Orikasa Ryo
SCARTS COURT

“Datum Point” and “The State of Things” - experimental animation produced by Orikasa Ryo based on a poem and the song lylics - are screened, along with exhibits of drawings related to both of these works.

石原吉郎の同名の詩を題材に、絶え間なく寄せる波に刻んだ文字の躍動によって一遍の詩の世界を表した《水準原点》と、原始の生命体のようにうごめく点と線が時折文字を紡ぎ、「言葉の誕生」を想起させる、環ROYの同名楽曲のミュージックビデオ《ことの次第》を上映します。 あわせて、両作品に関わる新作のドローイングと立体作品を展示します。

水準原点

≪水準原点≫ 2015年 アニメーション

ことの次第

≪ことの次第≫ 2017年 アニメーション

1986年生まれ、茨城県在住。茨城大学教育学部、イメージフォーラム映像研究所、東京藝術大学大学院映像研究科で学ぶ。詩や文学作品をモティーフに、言葉に質感や動きを与える実験的なアニメーション作品を制作してきた。作品は国内外で高く評価され、2015年に制作した《水準原点》は、ザグレブ国際アニメーション映画祭ゴールデンザグレブ賞、オタワ国際アニメーション映画祭最優秀実験・抽象作品賞、第21回文化庁メディア芸術祭アート部門優秀賞など数々の賞を受賞。2015年9月より文化庁新進芸術家海外研修員としてモントリオール(カナダ)に滞在、2018年10月にはNEFアニメーションとフォントヴロー修道院のレジデンスプログラムに選ばれフォントヴロー(フランス)に滞在。

小森はるか+
瀬尾夏美

8/22 - 9/22
2F SCARTSスタジオ /
SCARTSモールC

Komori Haruka + Seo Natsumi
SCARTS STUDIO / SCARTS MALL C

展示什器設計・制作:建築ダウナーズ

Display design and Production: KENCHIKU Downers

As well as exhibiting images, texts and drawings on
themes surrounding our current concerns and
day-to-day lives with the coronavirus (COVID-19), a
place for contemplation has also been established.

2019年、“震災後、オリンピック前”の東京で暮らす3人の若者の関心事である“震災”“家”“友だち”をテーマにした映像やテキスト、コロナ禍における彼らの現在を捉えた新作映像とともに、瀬尾がコロナ禍の日々の感触を記録したテキストとドローイングを紹介します。
また、緊急事態のなかで私たちは何に気づいたのか、コロナウイルスとともにある暮らしとはどういうものかを考える場を設えます。

波のした、土のうえ in 盛岡

巡回展「波のした、土のうえ in 盛岡」
(Cyg/2015)

東京スーダラ2019ー希望のうたと舞をつくる

「東京スーダラ2019ー希望のうたと舞をつくる」
展示風景(世田谷文化生活情報センター 生活工房/2020)撮影:佐藤基

小森はるか(映像作家/1989年生まれ)と瀬尾夏美(アーティスト/1988年生まれ)によるアートユニット。2011年3月、ともに東北沿岸へボランティアに行ったことをきっかけに活動開始。2012年より3年間、陸前高田市に暮らしながら制作に取り組む。2015年、土地と協働しながら記録をつくる組織、一般社団法人NOOKを設立し、仙台に拠点を移す。 現在も、風景と人びとのことばの記録を軸に制作と発表を続けながら、対話の場づくりを行っている。おもな展覧会に「記録と想起-イメージの家を歩く-」せんだいメディアテーク/仙台(2014)、「キオクのかたち、キロクのかたち」横浜市民ギャラリー/神奈川(2017)、「第12回恵比寿映像祭」東京都写真美術館/東京(2020)など。巡回展「波のした、土のうえ」は、陸前高田など全国10カ所で開催。

言葉と版画、本の森

9/4 - 9/22
1F SCARTS モールA・B

Words and prints/Forest of books
SCARTS MALL A,B

札幌にゆかりのある4人の作家による詩集・歌集から、人と人との距離やすれ違い、孤独や愛情をテーマに選んだ言葉と、それに触発された4名の版画家による新作を展示。本を模した展示什器により、同時代の言葉と版画の生きる森が出現します。

An exhibition of poems and tanka by four poets and lyricists with connections to Sapporo, and newly produced prints by four printers inspired by those words.

詩歌選定:吉田慎司 展示什器設計・制作:三木佐藤アーキ

Poetry selection:Yoshida Shinji, Display design and production:Mikisatoarchi

初谷むい(短歌)

Hatsutani Mui
Tanka -Short poem

初谷むい

歌人。1996年兵庫県生まれ、札幌市在住。高校在学中、北海道高文連の文芸部門短歌分科会で講師を担当した歌人の山田航により、短歌部門最優秀作に選出される。2018年、書肆侃侃房の新鋭短歌シリーズとして第1歌集「花は泡、そこにいたって会いたいよ」を刊行。発売から2週間で重版が決まるなど、SNSを中心に話題を集める。短歌同人誌「ぬばたま」所属。短歌のほか、散文の作成、朗読などの活動を展開している。

風間雄飛(版画)

Kazama Yuhi
Prints

風間雄飛

《むちう》 2016年
和紙にシルクスクリーン

版画家。1982年東川町生まれ、札幌市在住。記憶の姿をテーマに、主に版表現を用いた平面作品を制作。形を失い曖昧になった記憶の姿は鑑賞者の記憶とも干渉し、既視感や郷愁を感じさせる。道都大学でシルクスクリーンを学び、東京造形大学大学院造形学研究科修了。2009年「第3回秀桜基金留学賞」を受けドイツ留学。主な出展に 「トーキョーワンダーウォール公募2012入選作品展」東京都現代美術館/東京(2012)など。

文月悠光(詩)

Fuzuki Yumi
Poetry

文月悠光

詩人。1991年札幌市生まれ・東京都在住。16歳で現代詩手帖賞を受賞。高校3年の時に発表した第1詩集『適切な世界の適切ならざる私』で、中原中也賞、丸山豊記念現代詩賞を最年少で受賞。その他の詩集に『屋根よりも深々と』『わたしたちの猫』。近年は、エッセイ集『洗礼ダイアリー』『臆病な詩人、街へ出る。』が若い世代を中心に話題となる。NHK全国学校音楽コンクール課題曲の作詞、詩の朗読、詩作講座を開くなど幅広く活動している。

土岐美紗貴(版画)

Toki Misaki
Prints

土岐美紗貴

《archive》 2015年
銅版画、
ミクストメディア

版画家。1991年札幌市生まれ、在住。銅版画やシルクスクリーンをメインとした作品を制作。近年は紙面にとらわれない版表現を試みている。植物をモチーフとした銅版画は、儚くも力強い生命の美しさを感じさせる。2014年、札幌大谷大学芸術学部美術学科絵画分野版画専攻卒業。AOMORI PRINTトリエンナーレ2014入選。主な出展に、「JRタワー・アート・プラネッツグランプリ」プラニスホール/札幌(2013)など。

三角みづ紀(詩)

Misumi Mizuki
Poetry

三角みづ紀

詩人。1981年鹿児島市生まれ、札幌市在住。東京造形大学在学中に詩の投稿をはじめ、2004年、第42回現代詩手帖賞を受賞。第1詩集『オウバアキル』で第10回中原中也賞を受賞。2013年、第55回ヴェネツィアビエンナーレ日本館のプロジェクトに参加。2014年、第5詩集『隣人のいない部屋』で第22回萩原朔太郎賞を最年少受賞。書評やエッセイ執筆も行うほか、朗読活動を精力的に続け、自身のユニットのCDを2枚発表している。

大泉力也(版画)

Oizumi Rikiya
Prints

大泉力也

《揺れる月の為の月》
2018年
スクリーンプリント

版画家。1987年富良野市生まれ、札幌市在住。「版を重ねることは、言葉を重ねること」という視点で制作された版画は、言葉的イメージによる心象風景を表現した詩的な世界を作り出す。道都大学美術学部卒業。2015年、第5回NBCシルクスクリーン国際版画ビエンナーレ展優秀賞受賞。主な出展に「北の脈-NorthLine-」500m美術館/札幌(2014)、個展「揺れる月の為の月」ギャラリー創/札幌(2018)など。

山田航(短歌)

Yamada Wataru
Tanka -Short poem

山田航

撮影・アキタヒデキ

歌人。1983年札幌市生まれ、在住。2009年第55回角川短歌賞、第27回現代短歌評論賞。2012年、第1歌集『さよならバグ・チルドレン』を刊行。同歌集で第27回北海道新聞短歌賞、第57回現代歌人協会賞を受賞。歌集『水に沈む羊』のほか、『ことばおてだまジャグリング』、編著に『桜前線開架宣言 Born after 1970現代短歌日本代表 アンソロジー』がある。2017年より「小説 野性時代」誌の「野性歌壇」選者。

松浦進(版画)

Matsuura Susumu
Prints

松浦進

《生きる犬と女、
そして花-2019》
2018年
木にシルクスクリーン、
アクリル

版画家。1989年旭川市生まれ、札幌市在住。人間の内面をシニカルに捉えながら、それを西洋の肖像画のスタイルを咀嚼して表現し、アイロニーの中に独特のユーモアやエレガントさを感じさせる作品を制作。道都大学美術学部研究生修了。2015年、第10回秀桜基金留学賞を受け渡欧。アメリカ、イギリス、スイス、韓国、チェコ、オランダなど各国で作品を発表している。主な出展に「シェル美術賞2017」国立新美術館/東京(2017)など。

吉田慎司(詩歌選定)

Yoshida Shinji
Poetry selection

中津箒職人、作家。1984年東京都生まれ、札幌市在住。 武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒業。伝統技術に自由な発想を掛け合わせ、前例のないモノづくりに挑む職人を発掘するLEXUS NEW TAKUMI PROJECTに2017年度「匠」として選出。現在、space1-15内で「生きるための道具と詩歌」をテーマに詩歌の本の販売や工芸品の展示会などを行う店「がたんごとん」内にアトリエを構え、歌会も主催している。

三木佐藤アーキ(展示什器設計・制作)

MIKISATOARCHI
Display design and production

札幌市生まれの三木万裕子と、大分県生まれの佐藤圭が主宰する一級建築士事務所。札幌を拠点に全国で家具の設計製作から、住宅、公共建築の設計まで手がける。つくるプロセス・できた場の使われ方を考えることや、使われない物や関わる人の思いを活かすことを大切にしている。美深町のホテル「青い星通信社」、札幌市のカフェ「大人座」等。古い民家をリノベーションした自宅「house03」の隣に築100年越の馬小屋を改修中。

展覧会図録
「ことばのいばしょ」

発売:2020年11月頃~書店やインターネットで取扱予定

販売価格:1,500円(税別)/
A5判、全96頁予定

発行所:中西出版株式会社

https://www.nakanishi-shuppan.co.jp/

お問い合わせ

札幌文化芸術交流センター SCARTS
札幌市中央区北1条西1丁目 札幌市民交流プラザ1‐2階
TEL 011‐271‐1955

information
Sapporo Cultural Arts Community Center SCARTS
Sapporo Community Plaza 1-2F, Kita 1 Nishi 1, Chuo-ku, Sapporo

交通アクセス

札幌市営地下鉄東西線、南北線、東豊線「大通」駅30番出口から
西2丁目地下歩道直結徒歩約2分
さっぽろ地下街オーロラタウンから西2丁目地下歩道直結

Access
About 2 minutes walk from Exit 30 of Odori Subway Station on the Tozai line, Namboku line or Toho line and directly connected to the Nishi 2-chome Underground Passage

アクセスマップ

主催 札幌文化芸術交流センター SCARTS
(札幌市芸術文化財団)

後援 札幌市、札幌市教育委員会

宣伝美術 川尻竜一(デザ院株式会社)
Advertising art by Kawajiri Ryuichi (Dezain.inc.)

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